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縁日観光

今年最後の開催の高岩寺の大法要に参加をしてきた

大祭 高岩寺

9月24日の縁日に行われた

とげぬき地蔵尊高岩寺の大祭に参加してきました。

高岩寺の大祭は年に三回、1月24日、5月24日、9月24日に毎年行われています。

よって、9月24日はの大祭は、今年最後の大祭と言うことになります。

今回の縁日は、天気も良く週末とも重なりいつも以上に

人通りが多かったように感じました。

高岩寺周辺もこんな感じで賑わっています。

高岩寺では、大祭の日に本堂で

午前10時30分と午後2時30分の2回、大法要が行われます。

私は、午前10時30分の回に参加してきました。

本堂には、10時30分丁度に入りましたが

既に本堂の中や、お賽銭箱の周辺に立ち見の方が大勢いらっしゃいました。

私は、立ち見で見ることにしました。

最初は天徳院住職で筑波大学名誉教授の大藪正哉さんによる、冊子「おかげさまですありがとう」の読み聞かせ

が30分ほど有りました。

冊子の中身は、比較的大きな文字で16ページの読み物になっています。

ボリューム的には10分もあれば読める分量です。

ザックリ要約をすると、著者の体験を元にした、エピソードを交えながら

表題にもあるとおり、「おかげさまです ありがとう」の精神で

残りの人生もみなさんに感謝をしながら、最後は旅立ちたいと書いてありました。

大体この読み聞かせが30分ほどでした。

大法要の転読

その後に11時15分頃になると、本堂内にある鐘が鳴らされて

大法要が始まりました。

まずは、十人ほどの僧侶が入場して三回礼をします。

本堂にいる全ての人も合掌と礼をします。

その後は、お経読みが始まります。

暫くすると、転読が始まります。

私も初めて見て何をやっているのか、よく分からなかったのですが、

転読は、今風に言うとお経の速読のようなもので、大量のお経を斜め読みにします。

その、転読のやり方がユニークで、お経の冊子は、通常だと蛇腹状の一枚の長~い紙に書かれているので

順番に横に伸ばして読むか、通勤電車のサラリーマンが新聞を折り返して読む様に順番にめくって

読むかのどちらかですが、転読は、蛇腹状のお経を一気に扇状に広げて

パラパラパラと全てのページを広げて一瞬で読みます。

読み終わるとパタンと閉じて、新たなお経をまた、同じようにパラパラと流し読みを行います。

一人あたり数十冊分ほど、流し読みをして全員で数百冊分のお経を短時間で読むことが出来るそうです。

文字だと伝わりにくいですが、流し読みでもお経の効果は変わらないそうです。

本堂内の巡回

その、パラパラ読みが終わると、今度は数十に人の僧侶が本堂内を何周も巡回しながらお経を読みます。

クルクル巡回をしながら、最初の一周目に何かの花を撒いていました。

おばあちゃん達は、ありがたそうにその花を拾っていました。

本堂内に座っている、おばあちゃん達は、先頭の住職が目の前を通るたびに

袈裟を触ったり、さすったりしていました。

大相撲でお相撲さんが、目の前を通るとペタペタ触るのと同じ要領で触っていました。

多分、御利益が有るのだろうと思います。

最後はまた、合掌と礼を3回行って大法要は終わりました。

終わったのが、12時頃なので、読み聞かせから参加をすると1時間30分ほど掛かります。

本堂を出ると、人が一杯でした。

洗い観音も大行列になっていました。

こちらの香炉の周辺も人で溢れかえっています。

大法要に参加したのは初めてでしたので良い経験になりました。

お忙しい方は、興味があっても参加することは、困難だと思いますので

雰囲気だけでも味わって頂ければと思います。

地蔵通り商店街の縁日の風景はこちらをご覧下さい。

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