豊島市場まつりと同日開催の巣鴨くじら祭りに行ってきました。
開催場所は巣鴨地蔵通り商店街の手前にある眞性寺の境内です。
台風接近のため大雨でしたが、イベントは開催していました。
大雨のくじらま祭りを大声で盛り上げるチンドン屋
境内に入るとチンドン屋が雨にも負けず愉快なトークと軽快な音楽で
雨でどんよりとした雰囲気のイベントを盛り上げていました。
不快な雨を吹き飛ばすような、
チンドンマン達の素晴らしいパフォーマンスで気分が少し晴れました。
こちらが、くじら祭りのプログラム。
多くの人が楽しみにしているのが
11時~の、くじら汁大ふるまい!先着1000名無料
だと思います。
11時前から雨の中テント内で、くじら汁が大ふるまいされるのを
今や遅しと待ちうける人々でごった返していました。
11時頃には、テント内に私を含め20~30人ほどが待機していました。
定刻が過ぎても始まる気配が無いくじら汁・・・
しかし、定刻の11時を過ぎても一向に
くじら汁の大ふるまいは、始まる気配がありません。
とくに、主催者側からのアナウンスが無いため
テント内にある物販コーナーを覗いてみることにしました。
くじらの缶詰です。
くじらの大和煮が入っています。
1巻450円、3缶だと1300円
3缶買うと少しだけお得になります。
くじら汁の本皮。
今回のくじら汁に使われている
鯨の皮の部分のようです。
普段は鯨の皮部分は売りに出されないそうで
貴重な商品だそうです。
1袋4人前で500円です。
ビールのつまみに良さそうな
くじらジャーキー300円
待ちに待ったくじら汁の到着
そうこうしている内に、白い軽四に乗せられた
くじら汁の寸胴鍋が到着しました。
寸胴がガスコンロにセットされ、雨の中30分ほど待機の後
やっと、くじら汁が振る舞われました。
見た目は、普通の豚汁などと余り変わりません。
具は、ニンジン、大根、ねぎ、玉葱、しめじ、ゴボウ、
コンニャク、マッシュルームに主役の鯨の本皮が
入っていて具だくさんです。
熱々のくじら汁だったので、冷えた体を温めることが出来ました。
くじら汁の味は、鯨の皮の影響か結構脂っこい汁でした。
鯨の本皮はこんな感じです。
食感は皮なので、鶏皮などと似たような食感で
弾力があります。
皮の部分なので、噛んだときの食感は良いですが
肉のような味わいはありませんでした。
くじら汁には、邪道なのかもしれませんが、
皮だけで無く肉も入れて欲しかったなと思いました。
個人的には、有料でも鯨の竜田揚げとか鯨料理の屋台や
テイクアウト出来る様な商品があると嬉しかったなと思いました。
眞性寺境内にある阿弥陀堂は、鯨川柳大賞の表彰式会場になっています。
雨天のため阿弥陀堂内で鯨グッズの当たる無料のくじ引き、
も行われていました。
ちなみに、H賞のティッシュでした
全く鯨感の無い景品を当ててしまいました。
阿弥陀堂内では鯨にまつわる資料の展示も行われていました。
捕鯨については色々な意見や価値観が有るようですが
鯨料理は日本の大切な食文化なので、
平和的に継続できる方法が見つかれば良いなと思いました。
初めて参加したくじら祭りでしたが
大雨でも、元気で明るいチンドンマンのトークとパフォーマンスが楽しかったです。
雨だったことも有りますが、主催者の皆様お疲れ様でした。
来年は、もう少し来場者に気配りをして欲しいなと思いました。
来年も参加したいと思います。